泥酔、、文書めちゃくちゃ許せ、、
品川から横浜方面への電車の中、、
空手着を着た小太りの少年二人がいた、、、
多分兄弟だろう、、空手着を見ると、、俺が小学生のとき通ってた、極真空手の道場だった、、
まだ、あの道場あるのか、なんて思って、その兄弟をみてた、、
お兄ちゃんは、千円を握りしめて、メモ用紙には、
よこはま、、かくえき、、
と書いてあった、、、
弟は、立ってるのが疲れたのか、お兄ちゃんに甘えてた、、
お兄ちゃんは、ずっと駅の表をみてた、、
きっと、この電車が横浜までいくのか不安だったんだろうね、、
とても不安そうな顔をしていた、、いや、今にも泣きそうだった、、
横浜までいくから平気だよ!その言葉が俺は言えなかった、、、
俺の顔は怖い、、、キモい、、こんな俺が話かけたら、余計にびびってしまう、、俺は黙って兄弟をみてた、、
年齢の割に二人とも大きくて、ガキ大将なんだろうな、、でも、子供は子供だ、本当に不安そうだった、、
席が1つ空くと、お兄ちゃんは弟を座らせた、、
良い兄貴じゃねーか。不安なのにね、、
俺は、その兄弟に何も言えなかった自分を恥じて、最寄りの駅に降りた。
昔、お姉ちゃんと手を繋いで、横浜から川崎まで二人で行った。祖母の家に行くためだ。
泣き虫だった俺はお姉ちゃんにベッタリだった。
お姉ちゃんは自信満々に俺の手を引っ張り、歩いた。
どんどん、お姉ちゃんの顔が強張っていく、、
お姉ちゃんは、サラリーマンに川崎の行き方をきいてくれた、、俺は泣いてた、、
満足な回答が得られなかったのか、お姉ちゃんは色んな人に、川崎までの行き方を聞いてた、
最終的に二人とも横浜の駅で、大号泣して、
おじいちゃんと、おばあちゃんが迎えに来てくれた、、
あの時、姉ちゃん不安だったんだろうな、、
ずっと俺を慰めてくれてた、、
そんな、姉ちゃんも糖尿病になって大変よ、、
なーんかやるせないね、、、
全く姉ちゃんと会話ないけど、今度、話しかけてみよう。
そして、死ぬほど子供が大嫌いな俺だけど、今日初めて、別れた嫁と、子供がいたら、、どんなだったのかな、、なんて思った、、、
心の底から優しくなりたいね。マジで、、、
お兄ちゃんの気持ちなんて知らずに、弟は、疲れたと、