春の雨だね。大粒の雨、、
もう8年くらいまえかな。大阪まで車でいってさ、彼女に会いにいってたの。
伊勢湾岸道から三重県入る時に、こんな雨が降ってた。ボンネットに大粒の雨。その時かけた曲を未だに覚えてる。the HIATUSのファーストアルバム
何回も何回も大阪にいったのに、その時のことしか思い出せなくなってきた。
記憶なんてそんなもんだね。
中学生のとき、昇降口で先輩二人に告白したんだ。両方好きになってしまって、
マジで決められなくてさ。だったら両方に告白しろ!って先輩に言われてさ。
告白したよね。そんでどうしたいの?って言われてさ、
うーん!別に好きって言いたかっただけ!
って伝えんだ。
その時もこんな大粒の雨が降ってた。ずっと覚えてるし、特に誇張も補正もされてない思い出だと思う。
だけど、おれにアドバイスしてくれた先輩がそのウチの一人と付き合ったんだぜ!
俺が告白した直後に
〇〇が変なこといってるけど、好きだよ!的な!俺を使いやがった!俺を踏み台にしたんだ。
でもさ、好きって伝えられたことが本当にうれしくて、家帰って、spitzをずっときいてたな。
公園の遊具の柱にナイフで好きな人名前掘ったな、、何してんだよな
あの時、周りにいた人たちはどこにいったのかな?名前も顔もおもいだせないや。
断片的に覚えてる。もしかしたら、妄想かもしれないね。
今、俺と仲良くしてくれたり、付き合いのある人の顔も忘れるのかな?? 君のことだよ?
記憶の一部になって、どんどん小さくなって、やがて消えていくのかな??
会いたいという感情すら消えて、別に嫌いになったワケでもないのに、ただなんとなくね。
少しづつ少しづつ何かを失っていくような気がするんだよね。気がつかないうちにね。
でも、雨はその何かを思い出してくれるよね。
これ以上何かを失いたくはないけど、失い続ける生き物なんだよね。
急遽、炒飯は、卵、塩胡椒、ごま油だけで美味い。ってか塩辛かったら何でも美味いって話ですよ。