BABY Peace Markを送るぜ この素晴らしい世界へ

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syrup16gを振り返ろう

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6月1日 syrup16gの過去作品がApple MusicやSpotifyで配信された?全作品??えっ?

 

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解散前の最後のアルバムが抜けてるでしょーーが!!ふざけるなよ!そりゃ、CDもってるけどさ、なんか気持ちわるいぞ!抜けてるは、、

 

あれ??すでにこのセルフタイトルのアルバムは数年前から配信されてたのね。と、、だから配信は全作品されたわけだ。

 

配信がスタートして、特別サイトで色んなアーティストがsyrup16gのアルバムのレビューをしてる。元メンバーまで、本当に泣ける。

 

だけど、既に配信されてた、このアルバムのレビューがないのは、あまりにも可哀想だから、俺がこの、アルバムの思い出を書く!!

 

誰もみてないけど、、、

 

このアルバムが俺の青春の終わりを伝えてくれた。

 

 

ほぼ、デビューから?解散まで(復活したけど)おいかけてた、バンドってsyrup16gだけなんですよね。

 

高1の時syrup16gと出会い。そのころ、coup d'Étatで大ハマり。関東のツアーとイベントは解散まで全部かけぬけた。

 

THEE MICHELLE GUN ELEPHANTの解散とsyrup16gをリアルタイムで知ってたのは、俺の人生の大きな自慢だ!

 

syrup16gで一番好きなアルバムは、HELL SEEなんだけど、これを語ると長くなるから、書かない。

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とにかく、本当は根暗なのに隠して学生時代を過ごしてた俺は、syrup16gの音楽と歌詞に依存してた。

 

syrup16gはデビューからハイペースでアルバムをだし、全てのクオリティが高かった。

 

それがいきなり、数年間リリースもライブもなくなり、出てもイベント程度だった。帳尻を合わせるかのように、ベストアルバムをだして

 

久々のワンマンライブ、NHKホールで五十嵐は解散を発表した。

 

syrup16gのファンはおとなしい、毎回、葬式のようなライブが独特なんだが、その時、ファンから悲鳴が上がったのを覚えてる。

 

覚悟はしていたけど、俺もその場で泣き崩れて、当時付き合ってた、彼女にドン引きされた。そう、彼女は何回も浮気をしていた。関係ないか、、

 

 

そして、syrup16gの活動期間は、俺が高校生、大学生を経て大人になる期間でもあった。

 

だけど、俺は大人になる準備すらできていなかった。周りが就活をする中、俺は、空をみて音楽ばかり聞いていた。

 

現実から目を背けてた。

 

そして、syrup16gの解散が発表されたとき、俺は、現実を知った。

 

もう、俺のsyrup16gはいなくなる。勝手に逃げ道に使っていた、五十嵐の歌詞は俺には届かなくなる。

 

もう五十嵐は俺を導いてくれない。伏線回収もカタルシスもない長い映画が突然終わりを告げる。

 

そして、発表されたのがsyrup16g、セルフタイトルのアルバムだ。

 

解散が発表されてからのアルバム、、、

 

syrup16gが死ぬことを分かって聴く彼らの最期のアルバム、

 

 

痛い、本当に痛い、言葉1つ1つが突き刺ささった。冗談抜きに、俺は大号泣した。

 

部屋で泣き崩れた。そして、五十嵐は本当に本当に辛かったんだなと、、こんな想いで活動してたのかと思い、解散を受け入れた。

それだけ作り手の想いが伝わるアルバムは他にはない!

 

 

将来のことで、家族と揉めてて、彼女は浮気して、だけど気づかないフリをして、

 

東神奈川の駅から飛び降りようとしたのが、今でも覚えてる。

 

解散した、日本武道館は今でも鮮明に覚えてるよ。ライブってさ忘れるよね。

 

だけど、当時は本当に覚えてる。大きな大きな葬式だった。

 

そして、syrup16gは解散して、俺は大人になれないまま、大人になった。

 

 

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解散ライブはDVD化されたけど、そんなに観てないんだよね。通しで見たことは一回もない。

 

理由は?分からないんだよね。でもなんか観るのが怖い。

 

 

それから五十嵐はバンドを組むも、ソッコー解散して、とくに目立った活動はなかった、

 

 

五年後、五十嵐はソロ名義で、ワンマンライブをした。なんとなくsyrup16gの曲はやることは想像してたけど、

 

幕が降りると、メンバーはsyrup16gだった。

 

その時、一緒にいった友達と泣いて抱き合ったのを覚えてる。なんなんだ??syrup16gが目の前に、

 

 

五十嵐はギターが上手くなっていた。そこに一番驚いた。

 

当時!リストカットあとや、どこからどーみても、精神を病んでる黒い服装のファン達が。

 

五年後の復活ライブでは、スーツを着て、表情もなんとなく明るくなり、

 

いい意味で、音楽とは距離を置き、自分の道を歩いてるように見えた。

 

そう、syrup16gのファンはこの5年で大人になったんだ。各々の答えをみつけたのか、見つけることを諦めてたのかは、分からないけど、syrup16gのファン達は堂々と生きているように思えた。

 

 

そして、解散して復活したことは賛否もあったが、

 

俺は素直に嬉しかったし。

 

五十嵐はやっぱり不器用で、同じメンバーじゃないと無理なんだろうな。って納得した。

 

俺はその五年でも大人になれてなかった。

 

逆に30歳が見えてきてるのに、未だに悩んでいた。だらだら生きていた。

 

復活してからも、ライブは毎回でもないけど、定期的に行ったよ。

 

最近はプチ休止宣言してたけど、配信を機にライブやりそうだね。久々にいこうかな。昔の自分にも会いたい

 

今は、依存することなく、俺もsyrup16gと距離を保ってる。

 

そりゃ、俺も34歳だからな笑

 

藤沢のタワレコでcoup d'Étatを買った高校生の俺は、就職して、恋をして 結婚して、離婚して色んな経験したんだ。大人になったんだ。そして、また独りになった。

 

今でも通勤の時にsyrup16g聴いてるよ。

 

これで終わり、、って曲が本当に好き。あのイントロのアルペジオで涙がでて、情景が浮かぶよね。

 

 

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復活以降はダルクが一番好きかな。

 

最近の五十嵐の歌詞は抽象的な表現と直接的な暗い歌詞の割合が好きだな。

 

復活してから、嫌いになったって人もいるけど、俺は、上手に距離を取りながら、syrup16gのファンでいると思う。

 

昔みたいにハマるのが怖いのもあるよね、、

 

 

結局、俺は変わってないし成長もしてない、青年から大人になり、おじさんになっただけ。

 

中身は変わらない。

 

最近は諦めてきたよ。音楽に依存もしたくないし、地に足をつけて生きたい。

 

 

でもさ、もう無理なんだよね。  

 

ただ、syrup16gは俺の青春時代にいてくれたなと。

 

Hi-STANDARD青春!!パンク!!ってキャラでもないし、明るい曲は苦手だ。

 

たくさんのバンドや音楽が俺を支えてくれたけど、syrup16gは特別だな。

 

きっと、syrup16gはファン一人一人に想いがあると思うんだ。

 

ファンだしそりゃ、CD全部もってるから、配信されても、持ってるわ!って感じだよね。

 

だけど、

 

こうやって、大々的に配信の宣伝をされると、

 

嬉しいよね。なんかとても嬉しかった。

 

そして、syrup16gファンが多いことが嬉しかった。ファンの皆様も色んなことを、

きっと思い出してるよね??久々にいろんな感情がぁーーーー!ってなってない? なんさか、俺は今は不思議な気持ちよ。

 

syrup16g、、どうか自分たちのペースで無理はしないで、存在し続けてください。

 

 

あー。変わりたいね。普通になりたいよ。

 

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鳴り終わらない音楽があります。

あなたに届きますように、、

 

素晴らしい言葉だ。