椎茸が嫌いな姉は下着姿で庭にだされ、竹刀で父に叩かれてた。泣き叫ぶ姉に父は、椎茸を食べないと家に入れないと怒鳴った。
小太りで頬っぺが赤くてムチムチしてる姉の泣き顔、、キッチンの奥で俺と妹は震えてた。妹は俺の手を握りながら、泣いてた。何かの人形を持ってた、、何の人形か思い出せない、、
父に服従な母は、好き嫌いする姉が悪いからと言って聞かせた。
もういいだろ、、たかが椎茸だ、、お姉ちゃんが可愛そう、、やめて、、
違う、あの時俺は、、こう思ったんだ、、
殴られてるのが俺じゃなくて良かった。お姉ちゃんで良かった、、、俺のせいじゃない、、
あの時から俺は逃げること、人のせいすることを覚えたんだ、、嘘つきになったんだ。
もう25年以上も前のこと、、未だに思い出して涙がでてくる。虐待された姉はどうなのかな?
当時のことを姉に聞いてみた、、大丈夫、アンタのほうが超殴られてたよって言われた。
そうか、俺も殴られてたのか、、覚えてないわ。
虐待も酷かったが言葉の暴力も本当に酷かった。
当時は教育の一環で虐待ではない基準だろ。ただそれでも、こうやって思い出す夜がある。
AC〜ジャパン!!