ネタバレあり
俺はゴリゴリのGOING STEADY、銀杏BOYZ世代!ライブも行ってた、峯田の日記は本当に面白かった。当時はガラケーだったよね。
俺の中で銀杏BOYZは"あいどんわなだい""光"までだった。メンバーが脱退して数年ぶりに新譜をだしたとき、俺はもう完全な大人になっていた。銀杏BOYZ、峯田何は変わってなかった。でも俺が大人になってしまったんだ。何も感じなくなってしまったんだ。それはとても悲しいことだった。離婚したけど当時は結婚前で、、実家にあるレコードやCDを売りに出していた。とても切なかった。
数年後の今年の夏、何気なくみた、Sonny Boy、、銀杏BOYZが主題歌を担当してるなんて知らなかった。
漂流した学校、、学校の屋上でヒロインの希はいった。
君はひまわり派?それともタンポポ派??
今ある場所より眩しく見える場所があったら、行ってみたくなるか、それとも置かれた場所でじっと眺め続けるか、、
内気な主人公は答えた。
どっちかって言うとタンポポ派かな?
じゃあー私と一緒だ!!
希は学校の屋上からダイブするんだ、追いかける主人公、2人は落ちていく、そして場面が変わり2人は海に浮かんでいた。
そして銀杏BOYZの少年少女が流れる。
忘れていた感情が一気に蘇ってきた。
そして、俺は大号泣をしていた。
内容は超難解!!時空も時間軸も人によって違くて、なぜか漂流した生徒は各々超能力が使えて、それで戦うのかと思ったら違う。
1話1話も断片的
あれ?おれ、飛ばして見てるのかぁー?って錯覚するくらい!
そして、漂流した生徒は実はコピー人間で、現実世界の生徒たちは存在していて、
現実世界の希は実は死んでいるんだ。
死の概念がない世界、、食べる物にも住むところにも困らない世界、、そして死の発明を発見する。
何千も彷徨う生徒もいれば、数年の生徒もいる。
帰る手段を見つけた主人公、、もうこの世界で生きようと決めた他の生徒たち、、
希が現実世界に戻るということは、死ぬことなのかもしれない、、それでも希は元の世界に戻ろうとする。
そして、主人公に言うんだ。
また、友達になってね、、って、、
元の世界に戻ったけど、そこは別の現実で希は生きていた。
でも、その希は漂流した記憶もなく、主人公のことも覚えてない、、
主人公はあえて、、何も言わないで、、
物語は終わり、、、
おい!せつねーーーよ!!バカ!!
また友達になろうね!って約束したじゃん??
残酷な日常何もない日常、、もしかしたら、あの世界に残っていたほうが良かったのかも?と匂わす描写、、、
それでも主人公は笑顔でいう。
人生はまだこれからだ!先はもう少しだけ長い!
そして、銀杏BOYZの少年少女アコースティックバージョンがながれる。
せつねーーー!!マジでなんなの??
ってか銀杏BOYZやば!!やっぱり神!!
青春!!ジョブナイル!!
少年は少女に出会うんだよ!!サヨナラは言わないで!!Don't Say Good Bye!!
こんな気持ち久々だよ!!
本当の世界線の希は死んでたんだよ!それでも、戻ろうと決意した希の笑顔、
そして、死の発明で漂流した世界でも死んだ希、、、
あー希!!希に会いたい!!
学生時代にこの作品を見ていたら俺は大人になることを放棄していただろう。
なんかさ、、思い出したよ!雨の日の渡り廊下で、バレー部の先輩に告白した日のことを、、
この作品と出会えて本当に良かった。
Sonny Boyは神話だよね。
そして、また銀杏BOYZのライブに行きたくなった。あの熱い気持ちが蘇ってきた!
やっぱりさ、パンクは片想いですよ!!
さえない少年が少女に恋をするのがパンクだよ!
もうあの頃には戻れないのか?
いや、こう思えたことが俺には幸せなんだ。
ありがとうSonny Boy!ありがとう銀杏BOYZ!