昼飯休憩、、
○○ちゃーん。ほら、炒飯作ってきた。
あっ!自炊続いてるんですね。偉いですよ!
でもご飯が多いです!痩せませんよ!
そうだねー!○○ちゃーん!なんか良いことねぇーかなー!ってか良いことって何?
ほら!また!ネガティブ発言、目標とかないんですか?自分磨きして、彼女作って再婚するとか、、今の○○さん糞ダサいです!!
○○ちゃーん言うねぇーー!そこまで言う??
目標ねぇー!今年、良いバンドが出たらフジロックに行くことかな、、
はぁー、、○○さんみてて羨ましいところ一つもないです!とりあえず毎日ジムに行って健康になってください。
毒舌だねーー!良いんだよ健康なんて、どーせ死ぬんだし、遅いか早いかだよ。
もう、話になりませんね!!
悲しいことに、一切凹んでなくて、悔しくもなくて、まあー側からみたら俺は惨めなバツイチ中年だよなと、、自分の無能さをヘラヘラとした笑顔で乗り切ることで精一杯だった。
一体、俺の何を知っているのだろう?俺の過去、歩んで来た人生、、複雑な家庭環境、胸を張って自慢できるものではないが、決して遊んでたわけではない、俺の尺度で精一杯もがいてた。
お前に何が分かる?ってなりそうだけど、
そんな気にもなれなかった。言われたことは全部正しい、
過去は過去だそれを乗り越えて皆んな生きてる。
人間つーのは忘れていく生き物、
どんなに辛いことがあっても忘れる。
だから生きて行ける。
どーやら、俺はそーいうことが忘れられない特殊な能力があるみたいだ。
今まで生きてきて、悲しかった出来事は全て覚えてる、そしてそれは悪い方に誇張され、
思考することができないほど、悪い思い出に支配されるときがある。
泣きたいけど泣けない、叫びたいけど声はでない。
そんな時は深呼吸をして、目を閉じる。
何も考えない、何も思わない、、
これは心の訓練なのかもしれない、悟りなのかな?
最近は幾らか、楽になったけど、
これは、同時に思考を意図的に停止させてるわけで、無気力ってことに気がついた。
本当の俺は停止したままで、分身の俺を空から眺めている感じだ。
仕事しているおれ、本当に使えない、そもそも似合ってない、、コイツ、俺は生きることが似合ってない、、あっ!また周りから浮いてる。
明日はどんな自分で行こう、、この停止したままの状態は悪くはない、疲れない、
ただ、爆発したときが、怖い、、
いや、その怖いって感情も捨てるんだ、、
無、、何も考えるな、、
あれ?何か声が聞こえる、、
眼を覚せ、、、お前のいる世界はお前のいない世界、、
目覚めよ、、抗え!!
どこからか、声がする、、
うん。こんな映画みたいな展開期待してるけど、何もないよね。
うん。文字にしたら楽になった。